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前回記事、みかげさんの制作された音楽映像 「いま何処~連れて帰りたい棚倉へ~」 、予想以上にご感想いただきみなさまありがとうございました。
白坂さんの詩の舞台となり、映像で取り上げられた福島県の飯舘村。その南側には浪江町の津島地区があり、原発事故直後、多くの人たちが避難してきました。
MBS「報道するラジオ」4月12日放送分では、避難してきた人たちを受けれた方のインタビューが放送されましたが、以下、その時の様子、是非お聞きいただきたいと思います。03:00ごろからです。
VIDEO 津島地区は安全と、多くの人たちが避難してきました。しかし 3.11の翌日、12日の午後、みたこともない白い防御服を着た方が・・・
「ここは危ない、放射線量が高いんだ」
「危ない、頼む、逃げてくれ!!頼む、頼む」
以下、関連して福島民報の記事、まさにその当時の浪江町津島地区の模様が記載されています。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/12/post_2755.html 上記記事の中で、問題となっている SPEEDI について、3月13日に福島県はファックスで情報を受け取っていたが公表を見送ったことが記載されています。国についても、試算が不正確で誤解を招くとして公表を見送ったことが記載されています。
以前紹介した菅元首相のインタビューの中で、菅元首相は SPEEDI に関して、原子力安全委員会の専門家は、最初にどれだけの量が出たかわからないため当てにならないと述べたと話し、菅元首相はその見解に疑問持ったと述べていますが、これらから推測するに、当時の原子力安全委員会=原子力ムラは SPEEDI の公表に対し、足を引っ張り続けたと解釈するのが妥当だと思います。
菅元首相はその後、浜岡原発を停止し、原子力ムラを解体しようと動いて、逆に首相の座を引きづり落とされる結果となりました。
ニュースを追っていくと、その後、恐るべき記事にぶち当たります。
以下。
原子力防災指針の改定を検討している内閣府原子力安全委員会の作業部会は18日、原発事故で住民の避難判断をする際、放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」は信頼性が低いため使わず、実測した放射線量などをもとに判断するという見直し案をまとめた。 「スピーディの予測は不確実性が大きく、緊急時の活用は困難」というのが見解。「予測情報が提供されていれば、より適切な避難経路などを選ぶことができた」とする政府の東京電力福島第一原子力発電所事故調査・検証委員会の中間報告書(昨年12月)の指摘と対立するもので、議論を呼びそうだ。 現行の原子力防災指針では、「スピーディの情報や事故状況などを基に、50ミリ・シーベルト以上の被曝ひばくが予測される場合に、避難指示を出す」となっているが、実際の住民の避難指示には活用されず、批判されていた。 (2012年1月18日11時37分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120118-OYT1T00416.htm マジすか・・・
わかりやすく解説すると、福島第一原発事故当時に、原子力防災指針に反して SPEEDI の情報を公開せず批判の的となったため、SPEEDI はあてにならならいと後から理由付けして、今後は SPEEDI は活用しないように原子力防災指針を変えてしまうという案・・・原子力ムラ、やりたい放題ですね。
その後、原発再稼動、自民党政権に戻り再び原発容認に戻りつつあるこの現状。
だんだん書いていて頭がいたくなってきましたが、まぁ、みなさんに言いたいことは、こまめにニュースを追いましょうということですかね。
N郎♪もこれまでさんざん種蒔きジャーナルとか、報道するラジオとか、ラジオフォーラムを取り上げてきましたが、今回みかげさんの行動力が成しえた映像のおかげで、点と線がつながりました。
いや、しかしここで書いているびっくりするようなことは、一般の人にはその問題点がなかなか伝わらないと思います。感覚的に原発反対とかは多くの人が思っていることだと思いますが、実際にどんなことが行われているのか、なぜ SPEEDI がキーワードとなっているのか、追わないとわからない・・・・
しかし思うんです、 SPEEDI も大事かもしれないけれど、そもそもの事故原因とか、以前書いたようにかつての自民党政権下で行われていった安全ガイドラインの撤廃の構図など、もっと根本的な部分を追求しなきゃならないと。
もっともっと突き詰めるなら、原発の存在そのものについて。
さらにつきつめるなら、この国の政治や経済、社会のあり様について。
そしてもっとつきつめるなら・・・
結局のところ戻ってくるところは、一人ひとりの人間なんじゃないか?
そう考えると、音楽であれ、コミュニケーションであれ、思想であれ、哲学であれ、そのどれもが一人ひとりの人間に関わってくる要素であるわけであって、前回記事の中の言葉に戻るとすると、
「音楽で世の中は変えられない」
・・・という言葉に対しては、
「いや、音楽も間違いなくその要素の一つだ」
そう、答えるのが真理をついてるんじゃないかって思う。
みかげさんの映像を観ればわかるでしょ?
音楽は全てでもなく、またゼロでもない。同じように、自分たちが接している文化の一つ一つが、全てでもなく、またゼロでもない。
もし今、自分の信念に従ってやられているものについて、迷いや疑問を持たれている方がいたとしたら、この言葉を・・・
今日のひとこと
「全てでもなく、またゼロでもない。」
・・・
前回記事、風露草さん、てのりぱんださん、愛希穂さん、そしてみかげさん、ありがとうございます。また、メールをいただいたみなさま、ありがとうございます。みかげさんの行動力に拍手(パチパチ)、みんさんのご感想に拍手(パチパチ)
ちょっとみかげさんのことをみなさんにご紹介すると、2010年8月、いわき田人で野外ライブ(田人ウォーク289)をした際、みかげさんはメリアンさんつながりで田人ウォークに参加し、そして震災前の福島の青空の下、「Once」 を客席から一緒歌って、感動いただき、今に至ってます。
馬場さんのマンデーミュージックでも常連のメッセンジャーでしたね(ちょっと今はお休み中みたいですが(笑))
今年は、まさみちゃん演奏 「Once」ピアノインストで使用させていただいたお写真により、N郎♪ブログをご覧いただいている多くの人に感動を与えて下さりました。
N郎♪を大いにご支援し続けて下さっているステキな方です。
以下、みかげさんのHP
http://www.geocities.jp/shocksport/ 自然を中心に、センスあふれるお写真いっぱい。そして圧倒的な活動力!
●N郎♪公式ライブスケジュール
5.10(金) 秋葉原・秋田犬(ソロ)
http://www.akitainu-garage.com/ 5.20(月) 越谷・アビーロード(ソロ)
http://abeyroad.jp/ ●N郎♪音源サイト
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