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山崎 豊子 「沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇」
沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
(2001/12)
山崎 豊子

詳細

本日8月12日は23年前、日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落した日。
同じ事件を扱った小説でも、先日紹介した横山秀夫 「クライマーズ・ハイ」 が文学であるとするなら、本書は小説という形をとっていながら、むしろノンフィクションやルポルタージュに近い作品だと思う。

読んでいて、いかに事件の実態が悲惨なものであったか、残された家族を取り巻く環境の厳しさを含め、考えさせられた。本日のライブのMCでも話そう。

墜落原因について、自衛隊ミサイル説もさらりと登場してくる箇所がある。また、急減圧はなかったとする主張も登場するシーンがある。筆者はそれらに判断を加えず、新聞記者出身らしく、読者に判断を任せている。

山崎 豊子の作品について、NHKは過去に 「二つの祖国」 や 「大地の子」 を映像化している。内容からして本書が映像化されることは不可能と思うが、それ故に、貴重な一冊だと思う。

本書にしても 「クライマーズ・ハイ」にしても、日航機墜落事故は 「家族」 を考えざるおえなかった。その事件の犠牲者に救いがあるとするのなら、その部分ではないかと思う。
亡くなられた方々のご冥福を祈る。



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| ニュース・社会うんちく | 07:31 | トラックバック:1コメント:3
ガソリン価格の高騰 〜 シフトする価値観
ガソリン価格の高騰により、さまざまな分野で異変が起きているという。
高速道路の通行量は減少し、逆に新幹線の予約数はアップ。郊外のファミリーレストランは売上げが減少し、これまた逆にレトルトカレーや「丼物のもと」など、ご飯向けインスタント食品の売上げが驚異的な伸びを示しているという。

ある分野の利用が減ると、代替する別の分野の利用が上昇するというところが興味深い。
伝統的なハードロックの歌詞は「高速道路をぶっとばせ〜」みたいなやつがありがちだが、今の時代、そのような歌詞が大衆の支持を受けることはない・・・か?


8月に入り、ついにレギュラー180円代に突入。
(先日バンド練習へ行く際に撮影)


アウフヘーベンのSAMMYさんは燃費のいい軽自動車への乗り換えを考えたり、エコドライブの記事をアップしている。
そんな省エネ的というか、節約的エッセンスをいかにロックにしていくか・・・んん〜ネタにはなるかな(笑)

一ついえることは幸せの基準は、モノからココロへ、よりシフトしていくであろうということ。

「♪お金じゃ買えない、幸せを」 と、カネ万能の社会にアンチテーゼを唱えるAKさんの歌詞は、実は時代の先を行っているのかもしれない。


そのような時代の中、アウフヘーベンの新曲、歌詞のテーマは何にすべきか・・・・
歌を作るという作業は、時代や社会、人を素材として、料理をつくる作業ともいえる。料理人・N郎♪の腕の見せ所でもある。



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| ニュース・社会うんちく | 22:54 | トラックバック:0コメント:7
クレーム対応人間模様 〜 とほほ事例集
木曜日夜、帰宅してネットにつなごうとすると接続会社のエラー画面。深夜いろいろ試したが結局ネットにつなぐことができず。メールも見れず、ブログも更新できず、必要な情報も入手することができず、困り果てた。いまやインターネットは24時間止まることが許されない必須のインフラとなっている。怒り半分、あきらめ半分で、ネットが長時間使用できなくなったことで損害賠償につながるケースもありうるだろうな〜と思いながら眠りにつく。

朝起きてもエラーは解消されず。営業時間の9時過ぎ、サポートセンターに電話をする。同様のトラブルが他でも発生しているとのこと。クレームを述べると電話の向こうから謝罪あり。調査結果は昼に報告してくれるようお願いし、その依頼どおり、昼に電話が来る。原因はサーバー側の接続プログラムに不具合があったからとのこと。

電話に出た相手は若い男性のようで、クレーム対応のプロっぽくはなかったが、神妙に説明をするその素直さに好感を持った。恐らく他からキツイクレームがいっていることだろうし、大手の接続業者ではないため、解約すると言っている人もいるかもしれない。しかし自分は電話の対応に好感を持ち、このままこの接続業者を使おうと思った。

この例とは逆に、近年、クレームに逆ギレする人、クレームに開き直る人、クレームを述べないと落ち度に気付かない人・・・などなど、困った人に出くわすことが多い。そしてその分、余計な手間と時間を取られる。以下その例。時間がある人は読んでね。


■事例1 ・・・ 逆ギレ

自動車運転中、赤信号で止まっていたところ、若い男性の運転する車から追突される。翌日、相手からも保険会社からも一向に連絡が来ないため、連絡先として聞いた相手の家に電話をする。相手は不在で、代わりに父親が電話に出る。
事故の処理について話すと、父親は横柄な態度をとり、挙句には逆ギレして怒鳴り散らし、電話を切られてしまう。あまりに酷い対応であったため、その対応の問題点について文章でまとめ、相手と相手の保険会社に送付する。数日後、逆ギレした父親から謝罪の手紙がくる。家族から責められ、眠れぬ日々が続いたとのこと・・・。

最初から自分の息子がやらかした事故に対して神妙な態度を取っていれば、本人も眠れぬ日々が続くこともなかっただろうし、こちらも怒ることなく、保険会社とのやりとりで簡単に事を済ませたことだろう。一方的に追突されて、さらに逆ギレまでされた怒りは当分収まることなく、無用な怒りに数日振り回された。普段、人から批判されることもなく、エラソーにしている人ほど逆ギレするんだよね。あと、相手に対してなんかやましいことがある人も。ああ〜馬鹿らしい。


■事例2 ・・・ 開き直り

チャージ料金なしが売りの都内の某アコースティック居酒屋。客として行き、清算時に提示された飲食代を見てびっくり。こんな金額になるまで呑んだり食ったりしたっけ?? 音楽でいい雰囲気になっている場を壊したくはなかったし、料金の明細もなかったため、提示された料金をそのまま支払った。家に帰って一つ一つ注文したものを思い出しならが計算してみる・・・全然合わない。ついつい口ずさむ歌「ボーラーレ」た(笑)。

翌日、店に電話をする。あなたが注文したとおりだと開き直られる。電話の向こうにある伝票の内容を一つ一つを確認する。レモン杯の数が倍になっていたり、注文した料理より1ランク上の料理が伝票に記載されていたりと、かなりの水増しをしている。仮にその内容のとおりであったとしても請求額には達しないのではないかと指摘し、一旦電話を切る。金額と数を再確認後、もう一度電話をすると、ようやく相手は非を認め、アルバイトのせいにする。証拠がなかったため、水増しされた料金の全額を取り戻すことではできなかったが、後日、数千円を返してもらう。意図的に水増し請求をしておきながら、開き直ったこの店で二度と飲食することはないだろう。

その店は水増し請求で有名らしく、常習店のようだ。これについて出演者とは関係ないと平然と述べている出演者もいる。出演する側から見ればそう思い込みたいところだろう。しかし客から見れば、出演者はお店と同じ側であり、そのような意見を述べている出演者は恥じるべきだ。マジで。


■事例3 ・・・ 認識不能

ある日曜日、大手都市銀行のATMでお金を引き出そうとする。このカードは使えないため窓口で問い合わせするよう表示が出る。窓口は営業しておらず、翌日まで待って発行店舗に行って、問い合わせる。
最初の対応者(年配の女性)から、他のカードと重ねて持っていたりすると、磁気がおかしくなったりすると言われ、再発行の手続きを促される。
再発行の手続きをする際、担当者(若い女性)から、磁気がおかしくなったんですね?と確認される。自分は、磁気がおかしくなったかどうか原因はわからないないが、とにかく使えなくなったと説明する。再発行する以外に方法はないということになり、手続きをすることに・・・しかし、再発行されるまでの数日間、ATMは使用できず、いちいち銀行窓口でお金を下ろさなければならないとのこと。それでは困る〜と涙目で訴えたが、仕方がないと言われる。

ATMを使用できなくなっている期間に担当者(若い女性)から電話がくる。新しいカードは既に郵送されてますよね? でも、再発行の手続きをしちゃったため、そのカードも使用できません・・・
とのこと。最初何のことかよくわからなかったが、よくよく聞いてみるとこういうことだった。

ATMが使用できなかった理由は、銀行カードの磁気が壊れていたからではなく、併設されているクレジットカードの有効期限が切れていたため・・・そういえば1ヶ月近く前、クレジットカードが郵送されてきたことを思い出す。普段使用していないクレジットカードであったから、またわけのわからない新しいカードかよ〜と、よく読まずそのままにしていた。しかしその 「わけのわからない新しいカード」 の正体は、新しい銀行カードでもあったのだ・・・。

ATMが使えなくなった正確な原因を、銀行側が最初からきちんと調べてくれていれば、意味もなくカードを再発行させられることもなかっただろう。ATMを使えない不便な数日間もなかったはずだ。再発行を担当した若い女性は最後までそのことについてお詫びすることもなく、何の言及もなかった。あれだけ涙目で訴えたのに・・・。
すべての手続きが終わった後、今回の件はいろいろと改善すべき点があるため、クレームとして銀行本部に連絡しますと、担当の彼女に伝える。それを聞いた彼女は泣きそうな顔に・・・本来顧客にかけた迷惑は自分らで改善点を挙げるべきだろう。

数日後、無駄に再発行された銀行カードが届き、そのカードを使って振込みをしようとしたところ・・・出来ない。調べてもらうと再発行の際、限度額が間違えて設定されたとのこと・・・頼むよホント。

問題点をまとめて銀行本部にメールを送ろうと思い、ホームページを調べてみる。しかしメールで問い合わせを受け付けているところは一切なし・・・・この銀行はこれからも顧客に対して同じことを繰り返すだろう。


以上、「とほほ」な事例。こんな対応に、時間と労力と気力の無駄遣いをさせれらているのは俺に限った話ではないよね? みんなもっとちゃんと考えて普通にしっかりやろうよ〜、頼むぜ、ホント・・・って俺もね(笑)


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| ニュース・社会うんちく | 23:56 | トラックバック:0コメント:2
「世界中に起きているストーリー。人類史に普遍的なストーリー。」 by 坂本龍一
「世界中に起きているストーリー。人類史に普遍的なストーリー。 」

これは音楽家・坂本龍一が映画「六ケ所村ラプソディー」を観た感想の中の言葉。世界の坂本のこの言葉、君はどう受け止める?


Stickamで公開されている『六ヶ所村ラプソディー』の予告編。上記映像をクリックすると動画がスタートする。


以下、madokaさんのブログから抜粋。、HAOWさんからも紹介のあった今週日曜日1/27イベント案内含む。

●上記予告編のリンク方法

※この予告編映像を、あなたのサイトやブログにも貼り付けてみませんか?
 貼り付け方法は下記URLに説明されています。
 http://rokkasho-rhapsody.com/yokoku.html

●1月27日(日)イベント案内

NO NUKES MORE HEARTS STOP ROKKASHO Live + Demo

◆日時 : 2008年1月27日(日)
開場 12:00 開演 12:15〜 Live
Demo 14:30〜(予定)
◆会場 : 日比谷野外小音楽堂
◆会場地図
http://www.quikmaps.com/site/54290
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/hibiya/map.html
地下鉄日比谷線「日比谷」A14出口 日比谷門から入ってすぐ噴
水の右側。
◆入場料 : 無料
◆主催 : NO NUKES MORE HEARTS
(旧・1118 Hibiya YAON 実行委員会)
◆詳細
http://www.nonukesmorehearts.org/
http://stop-rokkasho.jp
◆1118のデモパレードの様子
http://jp.youtube.com/watch?v=xd6iKhLRUf4


関連記事)
●1/15 新宿 Naked Loft 鎌仲ひとみトークイベント レポ
●最新トレンド映画 『六ヶ所村ラプソディー』



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| ニュース・社会うんちく | 22:16 | トラックバック:0コメント:4
最新トレンド映画 『六ヶ所村ラプソディー』
この記事、2秒でスルーしようとしたあなた!、ちょっと読んでってちょーだい!!(^-^ )

つい先日、サッカー日本代表の岡田監督が中心となり、環境に関する政策提言グループ「地球環境イニシアティブ(GEIN = Global Environment Initiative)」」が設立された。設立発起人には女優の竹下景子さん、シンガーソングライターのイルカさん、作家の倉本聰さん、女優の長澤まさみさんなどなど。

●リンク:<岡田武史監督>サッカーだけじゃない 環境でも「子供の未来に光を!」

一昔前に比べると環境問題に対する一般の認識はかなり向上している。食材は無農薬・有機栽培のほうがいいだとか、原子力発電所は危険だとかいう話は既に一般常識であり、それを疑う人がいるとすれば今や笑い話でしかない。・・・しかし10年前、20年前はそうではなかった。この先5年後、10年後の未来、以下に紹介する最新トレンド映画(敢えてそう呼ぶ) 『六ヶ所村ラプソディー』に関連した知識は一般常識として、否応なしに我々の脳裏に刻みこまれることとなるのではないだろうか・・・。



●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』〜オフィシャルブログ

日曜午後、東大宮コミュニティーセンターでの自主上映会に足を運ぶ。ホールに7割ほど入っていた観客は女性のほうが多く、若い世代が目立つ。

映画は、一つ一つの事実を丁寧に積み重ねて受け手に提示するという、ジャーナリズムの正当な手法を踏襲したクオリティー高いドキュメンタリーであった。

「(取材が)もっと早く来てくれていれば」「(目の前で起こっていることに対し)中立っていうのは結局は賛成していることと同じなんだ」・・・実際にその場で生活している人々の本質を突いた言葉に、何度も固唾を呑む。

農家を中心として六ヶ所村近辺で生きる人々の苦悩、仕事のために賛成せざるおえない人たちの本音、国家と人と、電力消費社会の問題・・・クオリティーが高いからこそ大いなる説得力をもち、観る側に訴えかけてくる。

実は六ヶ所村は自分の実家からそう遠くはない場所にある。だから自分にとってもかなり重く辛い内容であった。それと同時に、六ヶ所村だけの話ではなく、高度消費社会である現代日本社会のあり方、特に東京のような大都市に住む人に対しても大きく訴えかけ、地球温暖化の問題と共通している。

「電力を使っているのは一体どこなのか?」・・・施設でクリーニング業を営む人の言葉だ。


今年2月、放射能性物質排出を伴う再処理工場の本格操業が予定されている。対して1月27日には東京・日比谷野音でストップ大集会も予定されているなど、反対運動も高まりを見せている。安全上の問題から本格操業はこれまで何度も延期されてきただけに、安全を求める声がさらに高まれば延期になる可能性は高い。反対だろうが賛成だろうが無関心だろうが、安全性の追求は当然だ。

●リンク:原子力情報資料室(CNIC)− 六ヶ所・核燃料サイクル


まぁしかし、この問題についてあまりよく知らない人については、とりあえずハイレベルなエンターテイメント映画を楽しむつもりで是非映画の上映会に足を運んでいただきたい。映画のサイトに掲載されている「何度も涙が出ました」という感想に代表されるように、ホンモノの感動映画でもあるのだ。

●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』上映スケジュール


映画終了後、監督である鎌仲ひとみさんのトークが行われた。で、これがまたメチャクチャ示唆に富んでいて面白かった。ライブやイベントをやっている音楽関係者は絶対に彼女の話を聞き、学ぶべき。これは力説する。

映画『六ヶ所村ラプソディー』は自主上映会という形を通して、これまで全国で300回もの上映を重ねてきた。なぜこれだけ人が集まってくるのか??なぜこれだけ支援の輪が広がっていくのか??いくら地球温暖化の時流に乗っているからといって、単に環境問題や核の問題を扱っているだけでこのような輪が広がっていくことはないだろう。そこには人を惹きつける魅力があるからに他ならない・・・この話の続きは後日また。

●リンク:エコ見沼ネットワーク 『六ヶ所村ラプソディー』上映会開催までの記録(東大宮での上映会を開催したグループのブログ)

関連記事)
●1/15 新宿 Naked Loft 鎌仲ひとみトークイベント 「メディア新世紀開幕」


追伸)

記事のついでに10年以上前にロックバンド・アウフへーベンで演奏した環境問題を扱った曲のライブ版へのリンクをしておきましょう。
●アウフヘーベンライブ音源「滅亡への序曲」


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| ニュース・社会うんちく | 00:00 | トラックバック:3コメント:8
内藤×亀田戦=マスメディアの問題
木曜日に行われたボクシング世界タイトルマッチ・内藤大助×亀田大毅戦について、「切腹」発言と反則行為で無残な醜態を晒すこととなった亀田大毅選手本人、そしてセコンドを務めた父・亀田史郎氏への批判が渦巻いてるが、責められるべきなのは、彼ら以上に、彼らをここまでにしたTBS・・・というのが、悲しいかな俺の意見だ。TBSのサイトの中に亀田兄弟のサイトがあるのには驚いたが、これでは中立的なテレビ中継などはじめから不可能だったろう。

●リンク:TBS亀田三兄弟サイト

亀田父子の常軌を逸した暴言やパフォーマンスが成り立っていたのは、視聴率が取れるというテレビ局及び広告代理店側の思惑があってこそだと思う。大毅選手の「切腹」発言や反則行為のベースには、一スポーツ選手の論理とは別次元の、倫理を度外視したパフォーマンスで注目を集めるというテレビ局の論理があり、実力とは裏腹に、何をしてでも勝たなければならなくなってしまった18歳の若者の結果が今回の無残な醜態であり、破綻の本質ではないかと思う。TBS側もこのような破綻は望んではいなかったことであろうが、ボクシングの破綻と同時に、TBSの破綻も晒した形となった。パフォーマンスと結果の落差という点では、大阪で行われた世界陸上でも似たような風景はなかったか・・・。

視聴率さえ取れれば・・・関西テレビの「あるある大事典」の納豆ダイエット捏造問題が世間をにぎわせたのはまだ今年の話だ。様々な問題がありながらも亀田父子がここまでやってこれたのもTBS及び広告代理店のそのような論理構造があってこそだろう。視聴率が必要なのはわかる。しかしそこには最低限守るべき倫理感やガイドラインというものがあるはずであり、その「守るべきもの」を軽視もしくは無視してきたことが、今回の問題の核心ではないかと思うのだ。

視聴率至上主義のやりたい放題マスメディアに自浄作用がない限り、このような「騒動」や「事件」は形を変えてこれからも後を絶たないと思う。現代人にはマスメディア側が垂れ流す情報を見極め、自らの思考で判断することが必須と言えよう。

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| ニュース・社会うんちく | 21:49 | トラックバック:0コメント:4
「ネットカフェ難民」
土曜日のライブで歌う歌詞の中で「ネットカフェ難民」を一部使っているところがあり、その歌詞を整理する傍ら「ネットカフェ難民」について調べていたところ、Youtubeにアップされていた番組を見て少なからずショックを受けた。


YouTube - ネットカフェ生活者と日本の雇用環境


番組自体は今年の1月に日本テレビ系列で放送された「NNNドキュメント」だと思う。その中で登場してくる若者の姿。母子家庭で地方から出てきて、弟や妹への仕送りも出来なくなり、自らの生活も破綻してしまった20代の男性。10代後半の女性の手帳に記された言葉・・・「強くなる」「責任感を持つ」「夜ご飯食べない」・・・みんな一生懸命働いて生きているのに収入の低さからそうせざるおえない現代日本社会の現実。日本国憲法第25条に規定されている言葉「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」・・・なんとかしようぜ。

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| ニュース・社会うんちく | 03:46 | トラックバック:0コメント:3
安倍首相の一番の功績は・・・
安倍首相突然の辞任騒動にテレビのニュース番組はどの局も番組枠を拡大して特集し、出てくるコメントは一様に驚きの声であった。さぁこれから国会の代表質問がはじまるというその直前の辞任表明だけに、前代未聞の政治史に残る珍事であることは間違いない。また、辞任の理由が民主党・小沢代表との会談を断られたからだというのを明言したのも珍事だろう。なぜならニュース23で筑紫哲也が指摘していたように、安倍首相には公開された議会を前提とする民主主義への理解がまるで欠落していることが露呈されてしまったからだ。論理もなにもない。

安倍首相の言論がメチャクチャなのは今に始まったことではない。記者団や国会、ニュース番組での、質問に対する安倍首相の受け答えを聞いていれば以前からそうであったことがわかる。記者の質問に論理的に答えることなく、関係ない自説を述べ、まるで質疑応答が成り立っていないことがしばしばであった。石破前防衛庁長官が「安倍首相を選んだ自民党に責任がある」とコメントしていたように、問題の本質は自民党そして、それを選んだ選挙民にあるのではないかというのがズバリ俺の見解だ。マスコミは決してそんなことは言えないだろう。

小泉前首相の郵政民営化解散で自民党を大勝させたのは選挙民である。いくら小泉人気があったとしても、相次ぐ自民党閣僚の不祥事や、国会を放り投げた首相の幕引き劇は、それを選んだ選挙民に直結しているということをよく考えるべきだと思う。安倍首相も一年前の政権発足時にはかなり高い支持率を誇っていた。安倍首相が首相になる前から、その言論に首を傾げていた自分にとっては、その高い支持率自体に???だった。国民は一体何を見ているのかと。しかしその後、支持率が低下していったということは、つまり、多くの国民が政権発足当時の評価が過大評価であったということに気付いたということであり、健全な方向に判断力が修正されていったことを物語っていると思う。

但し、これらのことは直に民主党を選べということにはつながらない。政治家の評価に対しては適正な評価を行い、選挙の時はよく考えて投票しましょうということだ。表面的なこと、その時話題になっていることではなく、みんなもっと判断力を磨きましょうと言いたい。でなければ社会が取り返しのつかないところまで行ってしまう。

民主主義って何?と考えるいい機会を作ったことが、捨て石となった安倍首相の一番の功績かもしれない。その代償は大きかったが・・・



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| ニュース・社会うんちく | 01:29 | トラックバック:5コメント:1
埼玉県知事選・・・過去最低の投票率
あまりの暑さと夏休みでしばらくブログ更新が停止しておりました。本日より再開させますので、引き続き宜しくお願い致します。

本日埼玉県知事選が行われたが、過去最低の投票率で27.67%だという。埼玉県の有権者の4人に3人は選挙に行かなかったこととなる。さもありなん、選挙日以前から過去最低となるのではないかと思っていた。以下理由

・候補者数が少ない(3人・・・実質2人)
・候補者に魅力がない(対立候補者の魅力が乏しい)
・結果がはじめから見えていて、行くだけ時間の無駄
・埼玉県自体に切羽詰った争点がない

こんなところだろうか。

今回については選挙に行かなかった人を責めることは出来ないと思った。何故なら自分自身、行くだけ時間の無駄だと思い、期待ゼロのまま投票をしたからだ。
まぁ、だけど結果として出た投票数に自分の票がカウントされたことを思うと100%の無駄でもなかったようにも思う。選挙自体が単に一人の当選者を決めるだけではなく、総得票数に応じてなんらかのオプションをもたせるなど、従来の発想から脱却した新方式を考えなければならないのかもね。選挙期間中にタレントを使って投票率アップを狙っても、選挙自体に意味を感じなければ何の効果もなく、税金の無駄となってしまうことだろう。

ああ〜それにしてもこの無力感。結局政治って、傍観するだけではなく、自らが主体的に関わっていかなければだめなものなんだろうね。映画『不都合な真実』のエンドロールのメッセージなかにこんなのがあった。「地球温暖化対策に積極的な候補者を選びましょう。いなければ自分が立候補しましょう。」(正確の引用ではないが、意味はこんなんだったと思う。)

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| ニュース・社会うんちく | 23:59 | トラックバック:1コメント:1
参議院選挙結果雑感
日曜日の夜、テレビで参院選の開票速報を見ながらの雑感を・・・

安倍首相が選挙敗北の責任を問われ、涙目になりながら「美しい国、美しい国」と連呼している様子に、日本の政治家のレベルも落ちるところまで落ちたんだな〜と思わずにはいられなかった。彼らは「政治」をしているのではなく、甘やかされた環境の中で「政治ごっこ」をしているのだろう。赤城農相もそうだが、常識の欠落した二世、三世のボンボン政治家にはもう本当にうんざり。

対する民主党だが、これはもう小沢恐るべしといったところだ。今回の選挙に焦点を合わせ、全国行脚をして民主党を大勝に導いた小沢の手腕はさすがに普通ではない。いくら自民に逆風が吹いたからといって、それが民主党支持に直結するわけではないのだ。同じ民主党でも、前原や岡田といったひ弱な連中とは根本的に違うんだろう。

しかしそれにしてもかつてこれほど自民党が袋叩きにあっている光景を見たことがあっただろうか?マスコミはここぞとばかりに自民党=安倍首相を批判していたが、それでもなおかつ続投するという安倍首相の感覚には恐れ入った。赤城クンと一緒にどこまでも続けることが「美しい国」への近道なのだろう。なぜなら「美しい国」とはつまり、自分が捨石となり、腐った政治のウミを出し切る覚悟のことを言っていると解釈するからだ。既に他界した大臣もいることだし、とことんまで「自民党をぶっこわ」してくれ。

埼玉の選挙区では公明党の前職が落選した。テレビ埼玉の速報番組を見ながら、選挙運動をしている公明党の人が「無党派層を取り込む」というような発言をしていたのにはびっくりした。この世相で無党派層が公明党に入れるなどありえないだろう。彼らもいかに錯覚をしていたかということだ。

共産、社民はここ数年ジリ貧街道をまっしぐらだが、これまでにはない斬新なアピールでしか起死回生する方法はないのではないかと思う。従来の方法では有権者に訴えるものがないのかもしれない。そうせざるおえないのだ。


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