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日曜日、5月に録音予定の馬場孝幸プロデュースN郎♪CDのための選曲、曲順をあれこれ考えつつ、いろいろやってました。
自分で選曲し、曲順を決めて、その曲をいろいろ動かして、流れの中で聴いてみて、なんか足りないんだよね~と思いつつギター触ったり。
煮詰まってきたんで、気分転換にさいたま新都心のマックへ。
単発の曲だったらね、あんまり考えることないんだけれど、アルバムとして流れの中で聴くとなると、曲順とか大事なんだよね。
そうなってくると歌詞の流れとかも考えなきゃと思いつつ・・・やっぱりあともう一つ足りない・・・。
結論、足りないと思っている部分にあらたに曲を書こう!!そう思いつつ、マックを後に。
で、さいたま新都心から自宅に戻るまで、自転車に乗りながら思いついたこと・・・あらたに曲を書かなくとも、当初入れるはずだったあの曲を入れてみてはどうか?
帰宅し、足りないと思っているところにその曲を入れてみて、さらに他の曲順とも入れ替えてみて、流れの中で聴いてみると・・・
いい感じにしっくりきたね。
ちょっとだけネタバレしちゃうと、その曲を入れて、曲順を入れ替えたおかげで 「こころ」⇒「ハイビスカス」の流れがグッとくることに気付く。「こころ」の後に「ハイビスカス」を聴くと、「ハイビスカス」の歌詞が断然引き立つことを発見。聴き流しがちな「ハイビスカス」の歌詞だけど、その曲順にすることで、なんと、歌詞が聴こえてきて泣けるんだよね。
「Once」もいろいろあるんだけれど、今日思ったことは、昨年5月に松本俊平さんにピアノを弾いてもらった「Once」、実はかなりいけてることに気付いた。
以下、昨年5月の秋田犬ライブより、「Once」、ピアノ松本俊平さん
「Once」(2012.5.10 秋田犬LIVEより) pf. 松本俊平 上記のライブ音源、途中N郎♪ボーカルの音程がおかしくなったり、歌詞を間違えている箇所もあるんだけれど、数ある「Once」のライブ音源の中でも、いけてるライブ音源だと思います。
前回の秋田犬ライブでの、まさみちゃんの「Once」、サビのピアノフレーズも頭に残ってていい感じだよね~。
前回記事、目を向けるには勇気のある映像を掲示いたしました。じゃぁそれが自分たちの生きている世界や社会と無関係かといえば全然そうじゃなく、小出さんがおっしゃているように、全然関係があること。でも、普段生活していることとリアルに直接的なつながりを感じないというものまた事実かもしれないですね。
「イラク戦場からの告発」のシリーズを途中まで観て、フセインとアメリカとの関係など、その背景を再確認し、そしてまた関連動画で表示された 「ルワンダ大虐殺」のドキュメンタリーを観て思ったことは、そんな戦争や虐殺が起こっていった背景と、一人ひとりの生活で抱えている問題は、必ずしも異なるものではなく、むしろ共通だということ。
「ルワンダ大虐殺」のドキュメンタリーの中で、あの時、力ある誰々がああしていれば、あの虐殺は止められたかもしれない・・・そんな回顧録がたびたび出てきます。でも、そうできなかった。
そこには後悔の念・・・理念の敗北に対する、後悔の念がある。
VIDEO 国家であれ、社会であれ、結局は一人ひとりの人間、世界中、同じく人間という存在が判断し、行っている行為で成り立っているもの。
それと同じく、一人ひとりの生活もまた、同じ人間という存在が判断し成り立っているもの。
国家にしろ、個人にしろ、その点は同じであり、理念が敗北するならば、悲劇となる・・・・
憎しみを抱き、感情に流されるまま、相手を攻めたくなったとしても、高き「理念」に従い、悪しき感情を押さえ、それを乗り越え、人は変わらなければならない・・・・そう思って書いた歌詞が 「あなたとは争う意味がない」 。
歌詞を書いた当時、個人の感情と同様に、社会や国家についてもそんな「理念」が必要だと確信したこと、この歌はただのラブソングではなく、そんな願いを込めた歌なのだと表明したことを思い出しました。
「Once」の歌詞にしても同様です。イスラエルの酷い虐殺を、同じ時代、同じ時間に生きた者として 「目撃」 し、考えざるおえないものがあり、「Once」の歌詞は生まれました。
「あなたとは争う意味がない」や「Once」がいまだに支持されている理由として、歌詞に込められた想いや「理念」があるからこそだと思います。
ですから自分にとって、社会に目を向けること、海外で行われている戦争や虐殺、核の問題に目を向けることは、社会のありよう=人間のありよう、その本質を考えさせられ、その上で、向くべき「理念」を考えるために必要な材料であり、それは自分の書く歌詞に跳ね返ってくること・・・・そうあらためて思わされました。
前々回記事で、mittanrさんからこんなコメントをいただきました。
>N郎♪さんの音楽、メッセージは、いつも人を愛する気持ちに溢れていると感じています。 mittanrさんに感じとっていただいた 「人を愛する気持ち」というのは、自分の言葉で置き換えるなら、向くべき「理念」、そのことだと思います。
昔からから数多くの海外のアーティストが訴えてきた、LOVE&PEACEの精神、それと同じもの、だと思います。
今、「日本の音楽業界は瀕死の状態だ」という言説をよく目にします。
誰が「J-POP」を殺したのか? AKB48やジャニーズのように、歌そのものよりもアイドル性が重視されるものばかりが売れ、それはそれで良いとは思いますが、肝心の、アーティストの作り出す歌、音楽が、売れなくなった・・・そう言われています。
使うお金の額が減り、携帯、スマホなど音楽以外に使うお金が増加したからといった理由も大きいことでしょう。その一方で、魅了あるアーティストや作品がないからというような原因も挙げられることが多い。
リスナーとしての自分自身を考えたとき、聴きたい日本のアーティストはあるかと問われれば、かなり昔、10代のころのフェイバリットアーティストである浜田省吾や長渕剛、いまだに彼らの名前を挙げることでしょう。つまりそこから先、追いたくなるようなアーティストがほぼ、いない状態。
ライブハウスに出演しているような、自分と同じ位置にいるような、周辺のアーティストを見回してみても、こいつは凄いとか、次にどんな曲を出してくるのか、スリリングに感じられるような人も、ほぼいない。
逆にそれはそのまま自分自身に跳ね返ってくる問いであり、じゃ、自分は何を生み出せるのか?、どんな曲を書いていくのか?、次にどんな曲を出してくるかスリリングに感じられているのか? そう自問することでもあり、そうではないとするならば、逆にそこにこそ答えがあるんじゃないかと思います。
アーティストは作品を世に提示し、その作品はその人のアーティストとしての全身全霊をかけた作品、アーティストとしてプライドをかけた作品でなければならず、その上で、リスナーに受け入れられるものでなければならないという、はかり知れないプレッシャーを抱えながら作品を世に送り出さねばならず、逆にそれでこそアーティストと名乗るにふさわしいんじゃないかと思います。
一方で、売れるとか売れないとか関係ない次元で、そんな気合を入れずに作りたいものを、その時の気分でつくればいいじゃないかという考えもあり、それで成り立つのであればハッピーこの上ないけれど、自分の敬愛してきたアーティストはみな、苦悩し、もの凄いプレッシャーの中で、時代を切り拓いていくような作品を生み出しっていった・・・自分自身と闘いながら。
そしてそんな中で生まれてきた作品って、やっぱり、そのアーティストの存在意義を示した、アーティストとしての素晴らしい作品だと思う。
話を「日本の音楽業界は瀕死の状態だ」という話に戻すと、じゃ、それだけ全身全霊をかけてアーティストとして作品を生み出している人が、今の日本にどれだけいるのか・・・。
多分、音楽として、いっぱいいると思う。でも、多分、それだけじゃ足りないんじゃないかと、自分は思う。
音楽人は音楽のことにだけ関心があればいいっていう考え方は、少なくとも、リスナーとしての自分の興味をそそることはない。
世界がこれだけ激変し、時代が日々変わり、インターネットを通して情報も文化も簡単に手に入れることができるようなった現在の状況の中、音楽のことにだけ関心があればいいっていう考え方は、人の心のどこに訴えるのか? そう思う。
音楽のことにだけ関心があればいいっていう考え方は、日本の音楽が、人々のリアルな生活から乖離し、絶対に必要なものではなくなり、なくてもいいもの、どうでもいいものとなり、興味を示されなくなっていった大きな要因の一つではないのかと思う。
音楽に限らず、テレビにしろ、マスメディアにしろ、バラエティーにしろ、ドラマにしろ、報道にしろ、全部おんなじじゃないだろうか。なくてもいいもの、どうでもいいもの、おもしろくないもの・・・パンデミック的に文化の手段、情報が広がっている現在、中身のないものが人の興味を失っていくのは必然。
その人しか生み出せないもの、かつ、なきゃならないもの、絶対に必要なもの、素晴らしくおもしろいもの、時代をリードしていくもの、新しいもの、そういったものを、生み出していくことが、今、現在、この時代に生きるアーティストとして必須だと思う。
まぁ、ビートルズの時代から一緒なんだけどね。
・・・とまぁ、そんな頭の整理もしつつ、昨日、さいたま新都心で観た桜。
4月前だってのに満開、今年の春ははやいんだね。
・・・
今日のひとこと 「アーティストとしてどうあるべきか考えた一日」
●N郎♪公式ライブスケジュール
4.4(木) 秋葉原・秋田犬
http://www.akitainu-garage.com/ 4.22(月) 越谷・アビーロード(ソロ)
http://abeyroad.jp/ ●N郎♪音源サイト
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