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2007年12月8日の風景
このところ取りこみ中であったため、ライブレポがいくつかたまっているが、今日12月8日はジョン・レノンの命日のため、今日の風景を先にお伝えしたい。



地元さいたま新都心にはジョン・レノン・ミュージアムがある。今日、入り口にあたるさいたまスーパーアリーナ内のロビーに入ってみると、レノンの肖像に献花がされていた。



同じロビーでは、オノ・ヨーコが世界各国で展開している参加型アートイベント「ウィッシュ・ツリー」も行われていた。訪れた人はこの木に願い事を書いた短冊を結びつけ、集められたその「願い」や「夢」は、アイスランドの首都レイキャビックに完成した「イマジン・ピース・タワー」に永久保管されるという。

●リンク:John Lennon Museum|ジョン・レノン・ミュージアム




新都心のけやき広場では「LOVE&PEACEコンサート'07」が行われていた。「バラのまち中央区アートフェスタ」の一環ということだが、ここでいう中央区とは東京の中央区のことではなく、さいたま市の中央区のことを指している。もしかしたら自分は恵まれた地域に住んでいるのかもしれない。



けやき広場に立ち寄ったときにはちょうどジョン・レノンのカバーバンド、PLASTIC ODA BAND が演奏を行っていた。「スタンディング・オーバー」や「Power to the People」など、ノリのいいレノンのロックン・ロールを演奏していて、ロックのライブらしく、レノンが生前に行っていたライブのニュアンスが伝わってきたような気がした。もちろん生前のライブを生で観たことはないが・・・。

日本武道館ではジョン・レノン スーパー・ライブも行われている。忌野清志郎や奥田民生、吉井和哉らが出演し、オノ・ヨーコも参加している。

●リンク:Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ

亡くなってから二十数年経ち、いまだにその命日に彼を偲び、同じようなメッセージを絶やさず広げていこうというイベントがこの日本で行われているということは驚くべきことだと思う。もちろんオノ・ヨーコの力が大きいのは言うまでもないが、日本人も案外捨てたものではないのかもしれない。

それにしても留めておかなければならないことは、レノンが殺された同じ世界のなかで、現在の我々も生きているということだ。レノンは交通事故で偶発的に亡くなったのでもなく、熱狂的なファンによって殺されたわけでもない。その存在を抹殺したいという明確な意志の力によって暗殺されたのだ。我々は同じ世界の中で生きているということを留めておくべきだろう。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

| ジョン・レノンが殺された意味 | 18:18 | トラックバック:1コメント:8
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秋葉原・秋田犬など、東京、埼玉中心に活動中。他ロックバンド・アウフヘーベンのボーカリスト。レギューラー番組、ぷち FM897 すみだリヴァー 隔週月曜22:00~『N郎♪ MusicHourハイビスガーデンスペシャル』
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