(前回からの続き)
人の行動の原動力となるもの・・・何もいいことばかりがそうなるわけではなく、逆に悪いこと、良くないことのほうが人を行動に駆り立てたりするから不思議だ。詞を書き、曲を作るという行為も同様で、いい時よりも逆に悪い時のほうがいい詞が書けたりする。人は良くない時こそ、物事を真剣に考え、良くないと思える状況をひっくり返すため、本気になり全力を尽くす。考えてみれば自分の書いてきた詞について、いい詞と思えるような詞は必ず悪い時に書いてきたような気がする。自分のことばかりではなく、世の中の状態が良くない時には世の中のことを歌い、戦争の悲しみが深まれば戦争の悲劇を歌い、友人が良くない状況の時には友人のための歌を作り・・・
「ハート」の歌詞についても確かに良くない心理状態のときに作った歌詞だ。ただ、この歌詞については自分の他の詞とは異なり、メッセージ性がない。歌詞にしたのは「状況」と「感じたこと」。思い出してみると、なんらかのメッセージは込めたかったのだと思う。良くない心理状態をなんとかしようというような。しかしそこには言葉を超えた人の心理状態があり、それに対して主張することは無理・・・そう諦めた。自分のポリシーに反することであるが、長く生きていれば「無理」だとか「どうしようもない」と思えるようなことにも何度か出会うものだ。しかし逆にその「どうしようもない」ものがまさに「ハート」であり、結果的にそれが曲のテーマとなった。輪郭が明確な歌詞となり、完成度は高いと思う。
核となる言葉は2番のサビに込められている。いいとか悪いとか、そういったことではなく、今、ここに歴然と存在している「ハート」があり、そして自分がいる。
・・・果たして「ハート」は空に放たれたのだろうか?
(次回へ続く)
人の行動の原動力となるもの・・・何もいいことばかりがそうなるわけではなく、逆に悪いこと、良くないことのほうが人を行動に駆り立てたりするから不思議だ。詞を書き、曲を作るという行為も同様で、いい時よりも逆に悪い時のほうがいい詞が書けたりする。人は良くない時こそ、物事を真剣に考え、良くないと思える状況をひっくり返すため、本気になり全力を尽くす。考えてみれば自分の書いてきた詞について、いい詞と思えるような詞は必ず悪い時に書いてきたような気がする。自分のことばかりではなく、世の中の状態が良くない時には世の中のことを歌い、戦争の悲しみが深まれば戦争の悲劇を歌い、友人が良くない状況の時には友人のための歌を作り・・・
「ハート」の歌詞についても確かに良くない心理状態のときに作った歌詞だ。ただ、この歌詞については自分の他の詞とは異なり、メッセージ性がない。歌詞にしたのは「状況」と「感じたこと」。思い出してみると、なんらかのメッセージは込めたかったのだと思う。良くない心理状態をなんとかしようというような。しかしそこには言葉を超えた人の心理状態があり、それに対して主張することは無理・・・そう諦めた。自分のポリシーに反することであるが、長く生きていれば「無理」だとか「どうしようもない」と思えるようなことにも何度か出会うものだ。しかし逆にその「どうしようもない」ものがまさに「ハート」であり、結果的にそれが曲のテーマとなった。輪郭が明確な歌詞となり、完成度は高いと思う。
核となる言葉は2番のサビに込められている。いいとか悪いとか、そういったことではなく、今、ここに歴然と存在している「ハート」があり、そして自分がいる。
・・・果たして「ハート」は空に放たれたのだろうか?
(次回へ続く)
