![]() | 「悪魔が来たりて笛を吹く」 ORIGINAL SOUNDTRACK CPC8-3043 東映音楽出版 |
前回記事でフルート奏者・橘美果さんと盛り上がった 「黄金のフルート」(1979年 東映映画 『悪魔が来たりて笛を吹く』 主題曲)、紹介しよう。
耳のとんがった悪魔のイメージが先行した映画本編についてはとりあえずおいておいて、この曲、名曲中の名曲といっていい。ここまで名曲だと、原作のイメージと異なるとか、XXX(ネタばれ防止)な曲ではないというのも許せてしまう。
作曲は尺八奏者の山本邦山(現在人間国宝)、編曲が今井裕、フルート演奏は植村泰一。その植村泰一はなんと、横溝正史が小説『悪魔が来りて笛を吹く』 を考案するきっかけに関わった方でもあった。以下 「横溝正史クロニクル」の記事参照。
●リンク:横溝正史クロニクル/『悪魔が来りて笛を吹く』- 幻の譜面を探せ -
この曲、もちろん主旋律のフルートもいいのだが、それ以上に全体のアレンジ、特に間奏部分のアレンジが最高に素晴らしい。バイオリン、エレキギター、エレピ、ピアノ、ドラム、ベースとそれぞれのパートが絶妙なサウンドを繰り出している。特にストリングスアレンジは絶品。JAZZ的というべきかフュージョン的というべきか、書きながらあらためて聴き直してベースの高音部やスネアとシンバル、バスドラの音まで聴き応えありあり。こんなの生演奏で聴いたらもう死んじゃう!!〜ぐらいの素晴らしさ。
もし手元に曲があるならば大音量で聴いてみることをおススメする。編曲を担当したサディスティックスの今井裕の力、及び各パートのミュージシャンの力は絶大だ。
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実はこの曲、かなり遠い昔、兄貴がFMでエアチェックしたものを流していて、頭の中にこびりついていた。また聴きたい!聴きたい!!聴きたい!!!とず〜っと思っていたのだが、数年前、ようやく記事トップに掲載した復刻版サントラCDを手にすることができた。
●姉妹記事:田辺信一 「獄門島のテーマ」
そしてこの「黄金のフルート」を二十数年ぶりに聴いたときの喜びは言うまでもなく半端なものではなかった・・・人の記憶にそこまで残り続ける音楽の力って、偉大。
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●金田一耕助についてうんちく 映画&音楽
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