先週の日曜日 11/4 午後、学生時代の音楽サークルの友人・大平清が川越でライブをやるというので行ってくる。大平清はトルコを代表する民族楽器・サズそしてウードの奏者で、トルコ中央アジア文化センターサズ教室講師などをしながら、演奏活動を精力的に行っている。「新オリエント楽派」というグループでアルバムを出したばかりで、今、注目のアーティストだ。ボーカル、舞踊、フルートなど、さまざまなアーティストと共演しており、今回のライブは作曲家の福岡ユタカさんとの共演となる。福岡ユタカさんと言えばテレビ朝日ニュースステーションのテーマソングが有名で、宇宙語と呼ばれる独特のボーカル・・・民族音楽的というべきか、あの方だ。最近では映画「どろろ」の音楽などを手がけている。ライブ会場はあけぼのホールという場所で、ちょっとした演奏会や発表会などにいい場所だ。二人は同じ島根県浜田市出身ということで、このあけぼのホールで2回目の共演となる。
で、ライブの感想だが、スゴイ演奏を観た~!!というのが実感だ。マジで凄かった。福岡ユタカさんは例によってあの独特のボーカルスタイルで、ディレイなどボーカルに即興のエフェクトをかけながらイマジネーションの世界を創出し、大平も唄いながら、サズや打楽器でそのイマジネーションの世界を演出する。言葉もわからない、西洋音階の決められたメロディーでもない、しかし二人は人間の本質に迫るようなサウンドを繰り出し、聴き手の内面にある音楽的感受性を大いに高揚させて、素晴らしく感動した。
中でも構成だけ決めて即興演奏を行った「11月のホーミー」についてN郎♪超絶賛。今年のN郎♪ベストライブパフォーマンス賞最有力候補となるような素晴らしい演奏だった。その素晴らしさを言葉で説明するのは難しいから、次回機会があれば是非川越へ行って観て欲しい。マジでスゴイから・・・デジカメを忘れていったのが悔やまれる。
で、演奏後は同じ会場で演奏者と歓談会。小さなライブならではの趣向だ。これまた福岡さんの話が面白く、とても気さくでおもしろい方で、俺もいろいろ好き勝手に質問をした。お客さんの中には12月6日に大平をゲストに迎えてリサイタルを行うシャンソン歌手の若林圭子さんもいらっしゃっており、福岡さんの世界に興味深々だったようだ。
小さなライブに行ったりして、思いもかけずスゴイ演奏を観たりするたび思うのだが、一流と呼ばれるものは案外身近にあったりするのかもしれない。確実に言えることはマスメディアで取り上げられていたり、大会場で演奏しているからといって必ずしも一流というわけではなく、小さなライブハウスやミニコンサートでむしろ本当にスゴイことが行われていたりするから、この国の文化事情も捨てたものではない。より多く売れるために耳障りよく、しかしどれもこれも似たような音楽、産業として生産され、消費され、そして忘れさられる音楽・・・そんなものとは無縁のところで、ホンモノの叫び、真にアーティスティックものが追求されているからなのかもしれない。
身近で行われているライブハウスやミニコンサートに足を運んだことのない人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか?もしかしたら凄い発見や感動があったりするかもしれないよ。
●リンク:大平 清のWeb Site
●リンク:福岡ユタカ・オフィシャルサイト
●リンク:あけぼのホール (川越)
で、ライブの感想だが、スゴイ演奏を観た~!!というのが実感だ。マジで凄かった。福岡ユタカさんは例によってあの独特のボーカルスタイルで、ディレイなどボーカルに即興のエフェクトをかけながらイマジネーションの世界を創出し、大平も唄いながら、サズや打楽器でそのイマジネーションの世界を演出する。言葉もわからない、西洋音階の決められたメロディーでもない、しかし二人は人間の本質に迫るようなサウンドを繰り出し、聴き手の内面にある音楽的感受性を大いに高揚させて、素晴らしく感動した。
中でも構成だけ決めて即興演奏を行った「11月のホーミー」についてN郎♪超絶賛。今年のN郎♪ベストライブパフォーマンス賞最有力候補となるような素晴らしい演奏だった。その素晴らしさを言葉で説明するのは難しいから、次回機会があれば是非川越へ行って観て欲しい。マジでスゴイから・・・デジカメを忘れていったのが悔やまれる。
で、演奏後は同じ会場で演奏者と歓談会。小さなライブならではの趣向だ。これまた福岡さんの話が面白く、とても気さくでおもしろい方で、俺もいろいろ好き勝手に質問をした。お客さんの中には12月6日に大平をゲストに迎えてリサイタルを行うシャンソン歌手の若林圭子さんもいらっしゃっており、福岡さんの世界に興味深々だったようだ。
小さなライブに行ったりして、思いもかけずスゴイ演奏を観たりするたび思うのだが、一流と呼ばれるものは案外身近にあったりするのかもしれない。確実に言えることはマスメディアで取り上げられていたり、大会場で演奏しているからといって必ずしも一流というわけではなく、小さなライブハウスやミニコンサートでむしろ本当にスゴイことが行われていたりするから、この国の文化事情も捨てたものではない。より多く売れるために耳障りよく、しかしどれもこれも似たような音楽、産業として生産され、消費され、そして忘れさられる音楽・・・そんなものとは無縁のところで、ホンモノの叫び、真にアーティスティックものが追求されているからなのかもしれない。
身近で行われているライブハウスやミニコンサートに足を運んだことのない人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか?もしかしたら凄い発見や感動があったりするかもしれないよ。
●リンク:大平 清のWeb Site
●リンク:福岡ユタカ・オフィシャルサイト
●リンク:あけぼのホール (川越)
- 関連記事
-
- 1/31 高円寺ペンギンハウス アサダマオ ライブ (2008/02/01)
- 1/26 西荻窪・奇聞屋 トルコ&ギリシアの伝統曲と創作オリエント音楽 ~ 大平清&橘美果ライブレポ (2008/01/28)
- 1/6 渋谷多作・斉藤シラベ初企画ライブ (2008/01/07)
- カウントダウン2007(ライブパフォーマンス編) (2007/12/31)
- 12/11 渋谷アピア 大竹正典、アサダマオ ライブ (2007/12/16)
- 西川口ライブレポ(2)~ライブハウスHearts (2007/12/11)
- 12/6 大宮 カフェランプ NAOluvpさんライブレポ (2007/12/09)
- 11/16 カルカンエコーライブ ~ 日本橋小伝馬町にプードルあり (2007/11/17)
- 11/4 トルコの伝統楽器とVOICE~福岡ユタカの世界 at 川越あけぼのホール (2007/11/14)
- 11/8 浦和駅西口路上ライブレポ Groovy(仮) (2007/11/10)
- 11/3 SEASONS~さまざまな季節を越えて HAOWさんライブレポ (2007/11/07)
- 北浦和KYARA スマッシュモアイ in KYRA (2007/11/06)
- 小岩の歌姫 ~ まっきーミニライブ♪ at 『乃里』 (2007/11/03)
- まっきー一人ライブ at 千葉 Jump up (2007/03/21)
- KEEN ライブ at 池袋ADM (2007/03/18)