この記事、2秒でスルーしようとしたあなた!、ちょっと読んでってちょーだい!!(^-^ )
つい先日、サッカー日本代表の岡田監督が中心となり、環境に関する政策提言グループ「地球環境イニシアティブ(GEIN = Global Environment Initiative)」」が設立された。設立発起人には女優の竹下景子さん、シンガーソングライターのイルカさん、作家の倉本聰さん、女優の長澤まさみさんなどなど。
●リンク:<岡田武史監督>サッカーだけじゃない 環境でも「子供の未来に光を!」
一昔前に比べると環境問題に対する一般の認識はかなり向上している。食材は無農薬・有機栽培のほうがいいだとか、原子力発電所は危険だとかいう話は既に一般常識であり、それを疑う人がいるとすれば今や笑い話でしかない。・・・しかし10年前、20年前はそうではなかった。この先5年後、10年後の未来、以下に紹介する最新トレンド映画(敢えてそう呼ぶ) 『六ヶ所村ラプソディー』に関連した知識は一般常識として、否応なしに我々の脳裏に刻みこまれることとなるのではないだろうか・・・。

●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ
日曜午後、東大宮コミュニティーセンターでの自主上映会に足を運ぶ。ホールに7割ほど入っていた観客は女性のほうが多く、若い世代が目立つ。
映画は、一つ一つの事実を丁寧に積み重ねて受け手に提示するという、ジャーナリズムの正当な手法を踏襲したクオリティー高いドキュメンタリーであった。
「(取材が)もっと早く来てくれていれば」「(目の前で起こっていることに対し)中立っていうのは結局は賛成していることと同じなんだ」・・・実際にその場で生活している人々の本質を突いた言葉に、何度も固唾を呑む。
農家を中心として六ヶ所村近辺で生きる人々の苦悩、仕事のために賛成せざるおえない人たちの本音、国家と人と、電力消費社会の問題・・・クオリティーが高いからこそ大いなる説得力をもち、観る側に訴えかけてくる。
実は六ヶ所村は自分の実家からそう遠くはない場所にある。だから自分にとってもかなり重く辛い内容であった。それと同時に、六ヶ所村だけの話ではなく、高度消費社会である現代日本社会のあり方、特に東京のような大都市に住む人に対しても大きく訴えかけ、地球温暖化の問題と共通している。
「電力を使っているのは一体どこなのか?」・・・施設でクリーニング業を営む人の言葉だ。
今年2月、放射能性物質排出を伴う再処理工場の本格操業が予定されている。対して1月27日には東京・日比谷野音でストップ大集会も予定されているなど、反対運動も高まりを見せている。安全上の問題から本格操業はこれまで何度も延期されてきただけに、安全を求める声がさらに高まれば延期になる可能性は高い。反対だろうが賛成だろうが無関心だろうが、安全性の追求は当然だ。
●リンク:原子力情報資料室(CNIC)- 六ヶ所・核燃料サイクル
まぁしかし、この問題についてあまりよく知らない人については、とりあえずハイレベルなエンターテイメント映画を楽しむつもりで是非映画の上映会に足を運んでいただきたい。映画のサイトに掲載されている「何度も涙が出ました」という感想に代表されるように、ホンモノの感動映画でもあるのだ。
●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』上映スケジュール
映画終了後、監督である鎌仲ひとみさんのトークが行われた。で、これがまたメチャクチャ示唆に富んでいて面白かった。ライブやイベントをやっている音楽関係者は絶対に彼女の話を聞き、学ぶべき。これは力説する。
映画『六ヶ所村ラプソディー』は自主上映会という形を通して、これまで全国で300回もの上映を重ねてきた。なぜこれだけ人が集まってくるのか??なぜこれだけ支援の輪が広がっていくのか??いくら地球温暖化の時流に乗っているからといって、単に環境問題や核の問題を扱っているだけでこのような輪が広がっていくことはないだろう。そこには人を惹きつける魅力があるからに他ならない・・・この話の続きは後日また。
●リンク:エコ見沼ネットワーク 『六ヶ所村ラプソディー』上映会開催までの記録(東大宮での上映会を開催したグループのブログ)
関連記事)
●1/15 新宿 Naked Loft 鎌仲ひとみトークイベント 「メディア新世紀開幕」
追伸)
記事のついでに10年以上前にロックバンド・アウフへーベンで演奏した環境問題を扱った曲のライブ版へのリンクをしておきましょう。
●アウフヘーベンライブ音源「滅亡への序曲」
つい先日、サッカー日本代表の岡田監督が中心となり、環境に関する政策提言グループ「地球環境イニシアティブ(GEIN = Global Environment Initiative)」」が設立された。設立発起人には女優の竹下景子さん、シンガーソングライターのイルカさん、作家の倉本聰さん、女優の長澤まさみさんなどなど。
●リンク:<岡田武史監督>サッカーだけじゃない 環境でも「子供の未来に光を!」
一昔前に比べると環境問題に対する一般の認識はかなり向上している。食材は無農薬・有機栽培のほうがいいだとか、原子力発電所は危険だとかいう話は既に一般常識であり、それを疑う人がいるとすれば今や笑い話でしかない。・・・しかし10年前、20年前はそうではなかった。この先5年後、10年後の未来、以下に紹介する最新トレンド映画(敢えてそう呼ぶ) 『六ヶ所村ラプソディー』に関連した知識は一般常識として、否応なしに我々の脳裏に刻みこまれることとなるのではないだろうか・・・。

●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ
日曜午後、東大宮コミュニティーセンターでの自主上映会に足を運ぶ。ホールに7割ほど入っていた観客は女性のほうが多く、若い世代が目立つ。
映画は、一つ一つの事実を丁寧に積み重ねて受け手に提示するという、ジャーナリズムの正当な手法を踏襲したクオリティー高いドキュメンタリーであった。
「(取材が)もっと早く来てくれていれば」「(目の前で起こっていることに対し)中立っていうのは結局は賛成していることと同じなんだ」・・・実際にその場で生活している人々の本質を突いた言葉に、何度も固唾を呑む。
農家を中心として六ヶ所村近辺で生きる人々の苦悩、仕事のために賛成せざるおえない人たちの本音、国家と人と、電力消費社会の問題・・・クオリティーが高いからこそ大いなる説得力をもち、観る側に訴えかけてくる。
実は六ヶ所村は自分の実家からそう遠くはない場所にある。だから自分にとってもかなり重く辛い内容であった。それと同時に、六ヶ所村だけの話ではなく、高度消費社会である現代日本社会のあり方、特に東京のような大都市に住む人に対しても大きく訴えかけ、地球温暖化の問題と共通している。
「電力を使っているのは一体どこなのか?」・・・施設でクリーニング業を営む人の言葉だ。
今年2月、放射能性物質排出を伴う再処理工場の本格操業が予定されている。対して1月27日には東京・日比谷野音でストップ大集会も予定されているなど、反対運動も高まりを見せている。安全上の問題から本格操業はこれまで何度も延期されてきただけに、安全を求める声がさらに高まれば延期になる可能性は高い。反対だろうが賛成だろうが無関心だろうが、安全性の追求は当然だ。
●リンク:原子力情報資料室(CNIC)- 六ヶ所・核燃料サイクル
まぁしかし、この問題についてあまりよく知らない人については、とりあえずハイレベルなエンターテイメント映画を楽しむつもりで是非映画の上映会に足を運んでいただきたい。映画のサイトに掲載されている「何度も涙が出ました」という感想に代表されるように、ホンモノの感動映画でもあるのだ。
●リンク:『六ヶ所村ラプソディー』上映スケジュール
映画終了後、監督である鎌仲ひとみさんのトークが行われた。で、これがまたメチャクチャ示唆に富んでいて面白かった。ライブやイベントをやっている音楽関係者は絶対に彼女の話を聞き、学ぶべき。これは力説する。
映画『六ヶ所村ラプソディー』は自主上映会という形を通して、これまで全国で300回もの上映を重ねてきた。なぜこれだけ人が集まってくるのか??なぜこれだけ支援の輪が広がっていくのか??いくら地球温暖化の時流に乗っているからといって、単に環境問題や核の問題を扱っているだけでこのような輪が広がっていくことはないだろう。そこには人を惹きつける魅力があるからに他ならない・・・この話の続きは後日また。
●リンク:エコ見沼ネットワーク 『六ヶ所村ラプソディー』上映会開催までの記録(東大宮での上映会を開催したグループのブログ)
関連記事)
●1/15 新宿 Naked Loft 鎌仲ひとみトークイベント 「メディア新世紀開幕」
追伸)
記事のついでに10年以上前にロックバンド・アウフへーベンで演奏した環境問題を扱った曲のライブ版へのリンクをしておきましょう。
●アウフヘーベンライブ音源「滅亡への序曲」
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