
装甲騎兵ボトムズ エンディング主題歌 『いつもあなたが』
自分らの世代は 「機動戦士ガンダム」 世代と言っていい。子供から大人の世界へ足を踏み入れようとする10代前半の日々は、ガンダムを筆頭とし、イデオン、バイファム、マクロスなど、ロボットアニメが大ブレイクした時期でもあった・・・。 そんな作品群の中、大人である作り手側が作りたいように作り、アダルトテイストあふれた異色作として今だに根強いファンを持っているのが 「装甲騎兵ボトムズ」 。リアリティーあふれたメカニック戦闘シーンや、ベトナム戦争、そしてブレードランナーの世界をモチーフとした硬派な人間ドラマが展開されたのだが、そのストーリーの中心は、男性主人公・キリコ、そしてパーフェクト・ソルジャーとして運命を左右される女性・フィアナとのピュアなラブストーリーであった。 二人のラブストーリーを毎回切なく印象付けたのがエンディングである 『いつもあなたが』。詞・曲・ボーカルと三拍子そろった名曲だ。作詞はボトムズの監督でもある高橋良輔、作曲はBGMも担当している乾裕樹、そしてボーカルはTETSU。Wikipediaによると、TETSUとは実はシンガーソングライター織田哲郎であったという。 ●リンク: 装甲騎兵ボトムズ - Wikipediaこの名曲、中でも歌詞がいい。かなりシンプルであるが、作品のイメージとマッチし、さらに独立した詞としてもグッとくる。 ♪ さみしい時も かなしい時も いつもあなたが 目にうかぶ ♪ ひとりの時も あいたい時も いつもあなたは 胸の中
♪ 遠くはなれていても たとえ別れていても ♪ この世のひかりとともに まぶしく あの日のあなたが
「この世のひかりとともに まぶしく」の部分のメロディーは音階が言葉と共に上がっていくのだが、その上がり方が絶妙にドラマティックであり、詞と最高にマッチしている。イントロのサックスも印象的。 オープニングの 『炎のさだめ』 も名曲で、JAZZをベースとしたBGMも素晴らしかった。作曲家の乾裕樹さんはすでに故人となられているが、その音楽はドラマの名場面とともに、いつまでも切ないイメージとして記憶に残り続けることだろう・・・。 おまけ) このボトムズ、公式ウェブサイトもあり、ブログまである・・・放送開始は1983年だから4半世紀に渡る息の長さに驚き。 ●リンク: ボトムズWeb●リンク: 「いつもあなたが」Youtube映像お帰りの際は ポチッと応援 宜しく
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コメント
『ボトムズ』好きでした。
CATVで再放送される度に、ついつい見入ってしまっています。
オープニング曲の「盗まれた過去をさがし続けて」という歌詞が強烈で郷田さん演じるキリコのクールさに子供ながら惹かれてました(*^-^*)。
当時のサンライズはクォリティの高いアニメを連発してましたよね・・・。
ちょっと路線違いですが「ダイタン3」なんかも好きでしたっけ。
2008.01.23 Wed 20:27 |
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madoka
Re:madokaさん
>郷田さん演じるキリコのクールさに子供ながら惹かれてました(*^-^*)。
やっぱり(笑)、キリコ、圧倒的に女性から支持されてましたからね・・・声優さんもよかったんでしょうが、セリフもよかったですね。あとあのクールだけど実直というキャラ設定。
でも俺からみると圧倒的にフィアナファンでした(^-^ )。これまた声優さん(弥永和子さん)の声が素晴らしく魅力的で、またセリフも。理想の女性っていったらあれですけど(笑)そんなイメージでしたね。
「ダイタン3」ですか、破嵐万丈ですね?
2008.01.23 Wed 21:25 |
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N郎♪
日輪の・・・
>「ダイタン3」ですか、破嵐万丈ですね?
そうです♪
ああ・・・この時代のお話の出来る方がなかなか周りにいなくて哀しい想いをしてました(*^-^*)。
「機動戦士ガンダム」なら、見沼メンバー世代(20代~30代が主流)でもなんとか分かるようなのですが、ダイタンとかコンバトラーVになると、もう駄目です(笑)
徳永英明さんの歌の話をしてもカバーアルバムの話で止まってしまう。
オリジナルの「レイニーブルー」や「最後の言い訳」を知らない世代・・・。
だからこそ面白い話の広がり方もあるのではありますが、たまぁ~にフラストレーションたまります(^^;
フィアナは、あの頭つるつる状態がなんだか妙になじめずにいて、最後までキャラクターに感情移入出来ずにいました。
イオナの化粧品のモデルさんみたいな印象がある上に、大好きなキリコを取られてしまうのが嫌だったのかなぁ。
メカニカルが大河原邦男さんだったのでスコープドッグのスコープが回転する様が超クールでしたっけ。
2008.01.23 Wed 23:00 |
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madoka
Re:日輪の・・・
コンバトラーVね~超合金の合体する奴があって、全部欲しかったけど無理だったな~超電磁ヨーヨーなんて、当時のヨーヨーブームの影響で・・・いつの時代の話してんだって?(笑)
ダイターン3が好きだったとは相当好きだったんでしょうね?自分も小学高学年からアニメージュ買ってました(笑)
アニメージュの人気キャラクター男性部門でキリコが確か1位を取ったことがあったと思います。ああ~フィアナは同性からは良く思われてないんだ・・・・女ごころってビミョウですね(笑)クメンのジャングルの中でフィアナがバンダナまいて料理するところあたりとか、グッときちゃいましたね(超マニアック(笑))。
大河原邦男の中でもボトムズは最高かもしれないですね~プラモデルいっぱい作りました。でもやっぱりフィアナがよかったな~(^-^ )
2008.01.23 Wed 23:41 |
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N郎♪
私はガッチャマン&009派ですが…
きのうというタイミングでN郎♪さんが“声をかけて”くれた巡りあわせに感謝です。
そのつい2日前に、思いがけずシリアスだったペットロスに一区切りつけられたみたいだったから。「ジャガーノート」について触れたのも実はその一つの表れなんですが。
ココロの麻痺状態を脱したときにN郎♪さんの「よろしく」を受け取ることができて、うれしいです。
記事中の歌詞、すごくいいですね。
“彼女”への想いそのものです。
と、人と猫を一緒にしてごめんなさい。許してね。
「イ~デオーーーン」というアイキャッチのメロディ、一生忘れないかも!
2008.01.24 Thu 22:36 |
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ぐれた
Re:ぐれたさん
ぐれたさんのブログね、よく観にいってるんですよ~。リンクしてるし。記事の内容とコメント書くタイミングですね。今年もよろしくお願いします!!
>記事中の歌詞、すごくいいですね。
>“彼女”への想いそのものです。
おお、そう思います?いい歌詞なんですよね~ピュアな想いを歌っていて。「この世の光とともに、まぶしく」なんて~言われたらどうします?相手にもよるか(笑)
>「イ~デオーーーン」というアイキャッチのメロディ、一生忘れないかも!
アイキャッチはどの作品もインパクトありましたね~俺も「イデオン」好きでした・・・よくわかりませんでしたが(笑)
2008.01.24 Thu 23:48 |
URL |
N郎♪
「アニメージュ」世代がここにもまたひとり(*^-^*)。
『イデオン』はかなり小難しい話でした。
CATVで再放送があるたびに観てるんですが、なんだかいつも狐につままれたみたいで最終回になっちゃうのよねぇ・・・。
そっか。男性陣はフィアナみたいな女性が「料理する」なんてあたりにくすぐられちゃってたんですね。
うーん、もっと研究しとけばよかった。
「009」は神との対話編が重たいテーマだったのが記憶に新しいです。
「赤いマフラー なびかせて~」の009の頃のも好きですが、息子と一緒に観てた、新しいやつもなかなかよかったですよ(*^-^*)。
ところで、「アイキャッチ」って、ものすごーく印象的なのが多いんですけど、あれって何秒くらいで作って、とか色々縛りがあるんでしょうね。
個人的には「ガンダム」のアイキャッチが好きです♪
2008.01.25 Fri 22:41 |
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madoka
イデオン・・・確かにガンダムの後番組にしてはわかりにくかったですね。映画も観にいきました。最期みんな死んじゃうやつ。アオシマのプラモデルも集めました、ガンプラは売り切れてたんで・・・でもやっぱり思い出深いでね重機動メカ。コスモのもっこり頭は衝撃的でした(笑)
ガッチャマンって考えてみればゴレンジャーの要素なんですね。ガッチャマンの方が早いみたいですけど。あと子門真人の主題歌、子門さん今どうしてんでしょうね。スタッフの鳥海尽三さんはボトムズも関わってらっしゃって、今月お亡くなりになったようです。ご冥福をお祈りいたします。メカニックデザインは中村光毅さん、大河原邦男さん・・・ということはボトムズやイデオンともつながってるんですね・・・。009はアニメより漫画を読みました。あれも9人の戦士なんですね・・・複数ヒーロー群で・・・ああ、石ノ森章太郎原作ですね。
アイキャッチは「ボトムズ」の奴も格好よかったですね。基本的に「ボトムズ」ってそこらへんは「ガンダム」と共通していると思います。次回予告のカッコよさなんかも。
料理のシーンはね、料理をすること自体よりも、そこでキリコと二人で会話するんですが、その会話がすごくよかった。二人とも笑いながら、記憶に残るような・・・。恋ってそんなところからはじまるんでしょうね。
2008.01.26 Sat 01:55 |
URL |
N郎♪
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