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才能を潰すのは自分自身 | main | バンド備忘録 2008/02/24
村上進 「愛のファンタジア」 E PENSO A TE
村上進 |  鏡の中のつばめ 鏡の中のつばめ
(1992/07/25)
村上進

詳細を見る

村上進のボーカルをはじめて聴いたのは、代々木のボーカル研究所でのことだった。同時にライブ映像も観た。今思い出してみると、急逝されたころ(1994年8月19日)のことだったのかもしれない。

リンクしているアルバム 『鏡の中のつばめ』 は 「愛のファンタジア」 以外にも名曲ぞろいだ。アルバムタイトル曲 「鏡の中のつばめ」 をはじめ、タンゴの革命児・作曲家アストル・ピアソラの曲も4曲含まれている。

アルバムのブックレットによると、「愛のファンタジア」 は 1960年代の終わりから1970年代後半迄、イタリア音楽界をリードしてきたルーチョ・パッティスディの1970年のヒット曲でミーナ等他の歌手達もこの曲を取り上げているという。
美しい旋律をもったなじみやすい名曲でピアノの導入部が特に印象的だ。

♪ 歩いていても 仕事をしても
♪ 電話をかける時でも
♪ ひとりでいても 誰かといても
♪ いつもあなたを想うの
♪ ・・・

歌詞は人に恋をした時の感情を歌ったものだが、短い歌詞の中で情景描写が絶妙だ。訳詞クレジットは 直村慶子 となっている。

村上進や直村慶子については、シャンソン歌手・杉田真理子さんのブログにも記載があり、以前コメントで当時のことを教えていただいたことがある。

●リンク:杉田真理子さんブログ/♪風のささやき+α /ウナ・カンツォーネ 20周年おめでとう!


カンツォーネもしくはシャンソンを歌うとき、少なからず村上進のヴォーカルが自分の中のイメージにある。彼のヴォーカルを聴く機会あれば、その 「表現」 の絶妙さについて、是非堪能していただきたい。



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テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

| この曲がおもしろい! | 21:34 | トラックバック:0コメント:9
コメント
過去の記事、見させていただきました

そっかぁ

私も高校生の時はそんなんだったのかなー…

いや、私の場合は高校生の時は緊張なんて言葉、なかったかも(笑)怖いもんなしっつーか、若さだけで音楽やってて、イケテるって思い込んでましたから(笑)

今思うと死んでしまえ!って感じっすけど(笑)
2008.03.05 Wed 00:09 | URL | nanase
村上進のヴォーカル、聴いたことないんです。
先日書いたように、インストでないピアソラ作品を聴いてみようと、じゃあヴォーカルはだれがと思ったときも、日本の歌手はひとまず措いておいて、という感じだったんだけど…
>その 「表現」 の絶妙さについて、是非堪能していただきたい
はい、堪能してみたくなりました!ぜひ聴いてみます♪

ボーカル研究所っていう存在も初めて知りました。
2008.03.05 Wed 20:20 | URL | ぐれた
Re:nanaseさん
nanaseさんも女子高生時代があったんだ(笑)
高校生のころの音楽活動っておもしろそうだね。
今の高校生を見てるとびっくりするような人が多いです。高校生なのにスゴイというか・・・
しかしDAIさんもそうなんですが、半年前はお互いにその存在すら知らなかった人がこうしてブログで縁が続いてるっていうのも面白いですね~もちろんすべての人がそうなんじゃないでしょうが、はじめて会って、会話をして、その縁が続いてるっていうのは素晴らしいことだと思います。
これからも宜しくお願いします。


2008.03.05 Wed 23:58 | URL | N郎♪
Re:ぐれたさん
ぐれたさんのブログでピアソラ、ピアソラって書いてるのをみてピンとこなかったんですが、村上進のアルバムの解説を読んでいて、ああ~この人のことか・・・と思いました。
ぐれたさんとは音楽的な奇遇が多いですね。偶然でしょうか?いや、そうではないと思いますよ、きっと(笑)
村上進のCDは、もちろんネットでも購入できると思いますが、発売元のオーマガトキが新星堂と提携しているらしく、新星堂に聞けば手に入るかもしれません。生産終了し、ネットでの販売が終了しているアルバムでも、新星堂のどこかの店舗に在庫があれば、取り寄せてもらえると思います。以下オーマガトキのURL
http://www.shinseido.co.jp/omagatoki/




2008.03.06 Thu 00:06 | URL | N郎♪
こんばんは♪
きょう、新星堂から品切れで入荷まで時間がかかる旨の連絡がありました。というわけで、感想の報告もちょいと時間がかかりそうです。
トニー・ダララの熱唱でなじんでいる「ラ・ノヴィア」(ペギー葉山が歌ってるのをラジオで聞いてびっくりしたことあります)もどんななのかな~と楽しみにしています!
2008.03.14 Fri 22:27 | URL | ぐれた
Re:ぐれたさん
凄いですね~注文したんですね。「ラ・ノヴィア」、村上進版いいですよ~是非大音量で聴いて下さい。感動です。
女性ソプラノがバックで入っていてかなりいい感じです。
CD聴いたら是非ご感想きかせて下さいね!!

2008.03.14 Fri 22:44 | URL | N郎♪
村上進、聴きましたよ!ここまでエモーションを感じさせるヴォーカルってあるんだと感激です。
特に「6時が…」、リーフレットの「終わった後に本当の自分に戻れなくなる時があるのが恐ろしい」のコメントが本当に納得の圧倒の一曲!
「忘却」ではなじみのピアソラのメロディがこんなふうに表現されるんだと“新たな出会い”だし、大きくは同じ方向の声質かなと思えるだけに、トニー・ダララの野性味に対しての洗練をなおのこと感じたりして。
こういうヴォーカリストの存在を、声を知らないでいるって本当にもったいないなって思います。聴けてよかった♪

ヴォーカリストって本当に人を感動させられるのね。いよいよあしたライブっていうときになにかなとは実は思ったんだけど、N郎♪さんが納得のライブになりますよう祈りを込めつつ報告いたしますっっ♪!
2008.03.25 Tue 22:05 | URL | ぐれた
Re:ぐれたさん
> 特に「6時が…」、リーフレットの「終わった後に本当の
> 自分に戻れなくなる時があるのが恐ろしい」のコメント
> が本当に納得の圧倒の一曲!

そうですね、これ、圧巻の一曲ですね。シャウトのところの表現力なんか、迫るものがありますよね。最後の「3001年への~」も凄いですけど、ピアソラの曲がプログレッシブだからっていうのもあって、曲にあったヴォーカルの表現力の勝利でしょうね。

村上進を紹介して感激していただいてよかったです。彼のヴォーカルを聴くと、ヴォーカルって表現力だって思いますね。 ライブ前に表現について考えさせてくれるコメントありがとうございます。

他の曲もいいのがたくさんありますので、是非堪能して下さい。
2008.03.26 Wed 01:12 | URL | N郎♪
初めてメールさせて頂きます、ウナカンツォーネの高橋と申します。
ウナカンツォーネとは村上進さんが創立メンバーであり、生前ホームグランドとして活躍していたライブハウスです。
ネットで進さんを検索していてHPを見せて頂きました。
ウナカンツォーネでは毎年、進さんの命日である8月に
生前のフイルムコンサートを開催させて頂いております。
今年は8月9日(日)PM3:00~です、お忙しい事とは思いますがもしお時間がございましたらお出掛け下さいませ。
進さんの素晴らしさをわかって下さる方に一人でも来て頂ければと思っています。
ウナカンツォーネ 高橋
2009.04.27 Mon 01:04 | URL | ウナカンツォーネです
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秋葉原・秋田犬など、東京、埼玉中心に活動中。他ロックバンド・アウフヘーベンのボーカリスト。レギューラー番組、ぷち FM897 すみだリヴァー 隔週月曜22:00~『N郎♪ MusicHourハイビスガーデンスペシャル』
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