(前回からの続き)
「アライヴ・イン・ザ・セイム・タイム」、2番の歌詞はイラク戦争について歌ったものだ。1番の歌詞と同様、この歌詞にも実在のモデルがあった。以下のリンク先記事を参照していただきたい。
●シリーズ<マスコミが伝えないイラク戦争・占領の現実>その7
シンディ・シーハンさんの一人息子ケーシー・シーハンさん(兵長、24歳)は、イラク戦争に派遣され、バグダッドのサドルシティにおける戦闘で亡くなった。
米軍に攻撃されるイラク側だけではなく、最先端に派遣される米軍の兵士もまた、犠牲者であるという構図を浮き彫りにしている。戦争が始まればいつも末端の人たち、一般の人たちが犠牲となる。
一人息子を殺された母親が、そのことを最高責任者である大統領に問うのは当然であり、やむにやまれぬ気持ちであったと思う。愛する家族を奪われたのなら誰だって同じ気持ちになることだろう。
しかしそこには無数の嫌がらせや妨害、誹謗中傷、批判があったことは参照先記事にも書いてあるとおりだ。そのため相当な覚悟と勇気が必要であったことは想像に難くなく、精神的にも相当な疲弊をしたにちがいない。
しかし、人間の気持ちは、それをも越えるということを、シンディ・シーハンさんの行動は物語り、そして彼女を支援する輪が広がっていったのだ。
(この話、続く)
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「アライヴ・イン・ザ・セイム・タイム」、2番の歌詞はイラク戦争について歌ったものだ。1番の歌詞と同様、この歌詞にも実在のモデルがあった。以下のリンク先記事を参照していただきたい。
●シリーズ<マスコミが伝えないイラク戦争・占領の現実>その7
シンディ・シーハンさんの一人息子ケーシー・シーハンさん(兵長、24歳)は、イラク戦争に派遣され、バグダッドのサドルシティにおける戦闘で亡くなった。
米軍に攻撃されるイラク側だけではなく、最先端に派遣される米軍の兵士もまた、犠牲者であるという構図を浮き彫りにしている。戦争が始まればいつも末端の人たち、一般の人たちが犠牲となる。
一人息子を殺された母親が、そのことを最高責任者である大統領に問うのは当然であり、やむにやまれぬ気持ちであったと思う。愛する家族を奪われたのなら誰だって同じ気持ちになることだろう。
しかしそこには無数の嫌がらせや妨害、誹謗中傷、批判があったことは参照先記事にも書いてあるとおりだ。そのため相当な覚悟と勇気が必要であったことは想像に難くなく、精神的にも相当な疲弊をしたにちがいない。
しかし、人間の気持ちは、それをも越えるということを、シンディ・シーハンさんの行動は物語り、そして彼女を支援する輪が広がっていったのだ。
(この話、続く)
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