
2008年10月29日、N郎♪&AKプロジェクト(略してNAP)は、秋葉原・秋田犬にて7回目の定期ライブを行った。このライブでは1曲目、そして最後の曲に新曲が演奏されることとなる。
1曲目は「HOTDOGのテーマ」。「HOTDOG」 ライブシリーズのテーマソングとなり、秋田犬出演者のパフォーマンスを歌詞の中に含んだ内容だった。
そしてエンディングで演奏された曲が 「流れ星~秋葉原の夜空に願いを込めて」。
その年の4月から開始されたN郎♪&AKプロジェクト定期ライブも既に6回を数えており、前の月、9月のライブまでに、どういったライブ構成で行くべきか、自然に理想的な形が見えてきていた。
・・・1曲目は爆発的な曲、そして最後は感動的な曲、それも二人で交互に歌うような曲にしよう・・・自分の中で、そんなライブ構成が浮かんでいた。
エンディングで使用するであろう曲のイメージには、かつて井上陽水と玉置浩二がデュエットした曲 「夏の終わりのハーモニー」 があった。サビの部分では陽水と玉置が一緒に ♪夜空をたださまうようだけ~ と歌う曲だ。
サビのメロディーは20代前半のころ考えていて未完成曲のメロディーをあてることにし、そして歌詞は・・・9月のライブ 「HOTDOG」 が終了した帰り路、すらすらと浮かんできた・・・♪ 秋葉原の夜空に、流れ星~
そう考えながら、でも、秋葉原じゃ空が明るくて星なんて見えないよな~、ましてや流れ星なんて・・・そう思いつつ、じゃ、それでも僕には流れ星が見えるって歌詞にしよ!!と、アイデアが浮かんだ。

( Photo by NIGHT Windows )
夜空の星を邪魔するのは、もちろん電気街のネオン。秋葉原だから、なんだかんだいってもイメージは石丸電気だろうな~ということで、1番のサビは次のような歌詞となった。
♪ 秋葉原の夜空に流れ星
♪ 石丸電気のネオンにかすんで・・・
♪ でも、僕には見えるよ流れ星
♪ この夢が叶うようにと、祈る
♪ あの人に会えるようにと、祈る
(この話、続く)
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<ボーカル革命・N郎♪出演ライブ日程>
2月24日(火) 四谷・コタン
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