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「疑問」は「理解」から発生し、その「疑問」は「興味」へと発展する | main | ジョン・レノンが殺された意味(2)
ジョン・レノンが殺された意味(3)
(前回からの続き)
ジョン・レノンの死に関することをもっと詳しく知りたい・・・そう思ってまず読み始めたのがこの本だ。

誰がジョン・レノンを殺したか?誰がジョン・レノンを殺したか?
(1990/10)
フェントン ブレスラー

詳細を見る

日本のアマゾン・コムのレビューではまともなレビューがなかったので、米国アマゾン・コムを観てみると、さすがに日本とは異なり、数多くのレビューが掲載してあった。レビューは米国のアマゾン参照していただきたい(英語であるが)。
●Amazon.com / 「Who Killed John Lennon?」 by Fenton Bresler

この本を読んでいて興味深いところは、1980年にジョン・レノンが暗殺されるまでの数ヶ月の動き、共和党のレーガンが大統領に就任したこと、数年に渡る音楽活動停止から復活し、気力に満ちたジョンレノンが再びアルバムを出したことなど、なぜ事件が1980年12月に起こらなければならなかったのか、先に挙げた動きとの連動を想起させるところだ。

また、筆者は事件の犯人であるマーク・チャップマンについて、ジョン・レノンの熱心なファンでもなければ、マークがジョン・レノンだと思い込んでいた異常者でもなかったという事実を提示している。マークは何故ジョン・レノンを殺害しなければならなかったのか・・・その背景を探るのがこの本の主題であり、そのことについて筆者はマインド・コントロールの成果ではなかったかとの説を唱えている。まだ途中までしか読んでいないが、綿密な取材を行い、世間に流布されているこの事件に関するさまざまな誤りを一つ一つ指摘していく筆者の主張には説得力がある。ジョン・レノンが早い時期からFBIの監視対象となっていたことは周知の事実であり、彼のような主張と影響力を持った者であるならば米国では当然のごとく監視対象となることだろう。筆者はCIAの暗躍を示唆しているが、後半部でその裏付けがなされていくのだろうか?

(この話続く)

●この本に関する追伸記事




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| ジョン・レノンが殺された意味 | 23:59 | トラックバック:0コメント:0
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