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ノーム・チョムスキー 『9・11 アメリカに報復する資格はない!』 | main | マイケル・ムーア監督 『華氏 911』
ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン著 『9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言』
9・11生死を分けた102分  崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言 9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言
ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン 他 (2005/09/13)
文藝春秋
詳細

本書は超高層ビル内でその日を体験した多くの証言によって構成されている。直接の体験者でなければ語れぬ悲惨な状況に、次の展開が気になるのと同時に、読んでいてかなり辛くなった。

北ビルへの最初の航空機突入。燃え盛る上層階から逃げ場を失い、苦しさに耐え切れず自ら飛び降り死んでいく人たち、それを目の当たりにする人々。そして予想だにしない2機目の南ビルへの突入、動かないエレベーター、塞がれた避難階段、崩壊する南ビル、救助作業に疲れ果て、南ビルの崩壊を知らないまま北ビルで休息している消防隊、続いて崩壊する北ビル・・・。

表紙写真にあるように、ビルの中、特に高層階は地獄絵さながらであり、救いがない。本当に悲惨なことだと思う。

・・・しかしこれだけ綿密に取材し、年月をかけてたくさんの証言を集め、高い完成度を誇りながらも、読後、本書に対して疑問を抱かずにはいられない。世界貿易センタービルの当時の清掃員であり、事件後英雄となったウィリアム・ロドリゲスの証言にあるように、北ビルに航空機が突入する前に地下で爆発があったという証言がまったく掲載されていないからだ。他の階でも爆発があったというようなビル崩壊の原因に対する疑惑についても何一つ言及されていない。建築構造が火災にもろいものであったということは何度も言及されている。

これらが意図的なものであるかどうか定かではないが、少なくともこの本だけを読んでいるならば、ビル崩壊の原因に対して疑問を抱くことはないだろう。内容の完成度が高いだけに、高度なレベルでクエスチョンマークのつく本でもある。

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| 911、そしてそれからの世界 | 00:44 | トラックバック:0コメント:0
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